コロナ専用医療施設、都が運用開始…100床規模・32床から順次拡大
東京都は16日、新型コロナウイルス感染者専用の医療施設の運用を始めた。府中市の旧都立府中療育センターを改修したもので、近隣にある都立多摩総合医療センターの病棟として運用される。 都によると、施設の規模は100床だ。32床で運用を始め、順次拡大する。医師と看護師は、都立病院と都保健医療公社病院の計14病院からの応援でまかなう。中等症と軽症の患者に対応し、日本語が不自由な外国人や、介護が必要な患者らも受け入れる。患者の容体が悪化した時には、多摩総合医療センターに搬送する体制を取る。 都内では9月下旬から、渋谷区の東海大付属東京病院も新型コロナ専用の病院として運営されている。中等症と軽症の患者約60人の受け入れが可能だ。