出入国制限緩和策「第1弾」はベトナム 6月下旬にビジネス関係者ら250人渡航へ

出入国制限緩和策「第1弾」はベトナム 6月下旬にビジネス関係者ら250人渡航へ

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毎日新聞

 日本、ベトナム両政府は今月下旬に、日本人のベトナム入国を認める調整に入った。新型コロナウイルス感染拡大に伴う出入国制限の緩和策「第1弾」で、ビジネス関係者ら最大250人が渡航する方向だ。今後、ベトナム人のビジネス関係者や技能実習生らの日本入国も容認する調整をしている。  ベトナムでは新規感染者数が少なく、国内の感染防止策を緩和し、経済活動を再開している。日本企業の経営者や技術者らの渡航への要望が高く、優先的に緩和対象とする。ベトナムは3月22日から外国人の入国を原則停止し、国際線の運航が停止している。今回は事前に日本でPCR(遺伝子)検査を受け、陰性証明書の提出などを条件に入国を許可してもらう。渡航時はチャーター機での運航になる見通し。  日本政府はオーストラリア、ニュージーランド、タイとも出入国制限の緩和に向けた協議を進めている。感染者が少なく、渡航の要望が大きい国・地域から段階的に緩和を進める。【田所柳子】

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