厚生労働省は15日、新型コロナウイルスに感染しているか、感染が疑われる外国人への対応を支援するため、医療機関向けの電話医療通訳サービス事業を始めたと発表した。対応可能な言語は5カ国語で、同日から11月28日まで24時間対応する。 厚労省によると、対象は帰国者・接触者外来を設置している医療機関や感染症指定医療機関、コロナで入院している外国人患者を受け入れている医療機関。需要が高いとみられる英語や中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語で対応する。 医療機関が通訳サービス専用番号に電話をかけ、言語を選択すると、通訳者が逐次通訳してくれる。通話料は利用者負担。