北朝鮮や中国による違法操業などでイカの漁獲高が激減する中、石川県内のイカ釣り船団が今シーズンの漁に向けて能登町の港を出港しました。
12日朝、石川県能登町の小木港から出港したのは中型イカ釣り船3隻です。
能登町のイカ釣り漁は北朝鮮や中国による違法操業で漁獲高が激減。廃業する漁師が出る事態にまでなっています。
こうした状況をうけ、小木のイカ釣り船団の一部は今年から漁場を大和堆ではなく北太平洋に変更しました。
中型イカ釣り漁船 山下船団長:
「厳しいでしょうけどやるしかない」
さらに、新型コロナウイルスの影響でインドネシアからの技能実習生が入国できず、厳しい船出となっています。
石川テレビ
最終更新:5/12(火) 13:00
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