佐世保市の長崎短大が、新型コロナウイルス感染拡大で家庭の収入が減った学生などを対象に一律10万円を支給することが4日分かった。5月中の支給を目指す。
新型コロナの影響で生活が苦しくなった学生を支援し、学業を継続できる環境を整える狙い。奨学金を受給していない学生や、店舗の休業などでアルバイトができなくなった留学生などが対象。用途は問わないが収入証明書などの提出を求め、100人を上限に支援する。全学生数は約470人。
同大は「生活に困っている意欲が高い学生を支え、勉強を続ける権利を守りたい」とした。
最終更新:5/5(火) 10:30
長崎新聞