全国農業協同組合中央会(JA全中)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道や茨城県など少なくとも9道県で計約360人の外国人技能実習生が予定通りに来日できず、農家への受け入れの見通しが立っていないと発表した。レタスやキャベツの産地で植え付け作業などに支障が出る恐れがあるという。
JA全中が2月下旬に調査した。春節のため一時帰国した中国人実習生は、中国政府が渡航を許可しないなどの理由で来日できなくなった。カンボジアやベトナム人の実習生が、来日を拒否するケースもあったという。
最終更新:3/6(金) 18:26
共同通信