あおぞら銀行は1月8日、ベトナムの中堅商業銀行である Orient Commercial Joint Stock Bank, Ltd.(以下、OCB Bank)との間で資本・業務提携を行うことで合意した。
OCB Bankは1996年設立のベトナムの商業銀行で、当初は政府系金融機関としてスタートし、2010年の民営化後、リスクマネジメントとデジタルバンキング事業の強化に注力してきた。2018年12月期ROE 23%台と高収益の事業基盤を持ち、2017年にベトナムの銀行ではじめて国際的な基準であるバーゼル規制(バーゼルII)を満たした銀行。格付機関Moody’s からは長期格付「B1」を取得している。
あおぞら銀行は、OCB Bankの長期的な戦略パートナーとして、金融サービスを日本とベトナムで提供するほか、ベトナムにおいて投資銀行業務やデジタルバンキング業務等を共同で推進していく予定。
また、OCB Bank株式の15%を取得し、OCB Bankに対して取締役を派遣する。これによって、OCB Bankはあおぞら銀行の関連会社となる(持分法適用予定)。
最終更新:1/14(火) 10:00
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