【ソウル聯合ニュース】11月1~22日に開催される韓国最大の観光・ショッピングイベント「コリアセールフェスタ」に、過去最多となる約600社の小売り、製造、サービス業者が参加する。家電製品などの割引対象品目と割引率もこれまでより拡大される。コリアセールフェスタ推進委員会が24日、発表した。
同イベントは政府主導で2015年に始まったが、今年からは民間主導となり、期間も約3週間に延びる。この盛り上がりを中国の「独身の日」(11月11日)、米国の「ブラックフライデー」(感謝祭の翌日、今年は11月29日)の大規模商戦や、消費意欲が高まる年末につなげたい考えだ。
今年のフェスタには今月23日までに603社が参加申請した。この時点で昨年より152社多い。また、昨年まで実店舗が中心だったのに対し、今年はインターネット通販業界での参加が昨年の約3倍に増える。
小売りをみると、ロッテ、現代、新世界、ギャラリア、AKプラザの百貨店大手がそろって参加。イーマートやホームプラス、ロッテマートなどの大型スーパー、ロッテや新世界、現代などの免税店もセールや特別イベントを予定する。
メーカーではサムスン電子がテレビや掃除機の企画商品を準備し、LG電子はホームクリーニング機や乾燥器など人気商品を割引販売する。また、中小・中堅企業約400社の商品を集めた特別販売展が主要百貨店や通販サイトで行われる。
コンビニエンスストア、各地域の拠点となる伝統市場もそれぞれイベントを準備している。
関連情報はコリアセールフェスタのホームページ(www.koreasalefesta.kr)などで確認できる。
最終更新:10/24(木) 14:25
聯合ニュース