「グローバル人材」に関心 留学生限定インターンシップ 浜松の8社、一斉開催へ

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@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

各社の事業やインターンシップの説明を聞く留学生ら=11日午後、浜松市中区の静岡大

 浜松市内の企業の間で、高度人材とされる留学生の採用を検討する動きが広がりつつある。市内の製造業やIT関連など8社が9月、地元経済団体などが展開する留学生就職支援プログラムに参加し、約2週間の留学生限定インターンシップを各社で開催する。複数の企業による留学生インターンシップの一斉展開は静岡県内でも非常に珍しいという。  11日に同市中区の静岡大で説明会が開かれ、アジア圏の留学生約40人が参加した。  8社はソミック石川、浜名湖国際頭脳センター、遠州信用金庫など。自動車部品メーカーのカツヤマファインテック(同市東区)の担当者は「進出先の東南アジアで、事業をけん引できるグローバル人材が必要」と呼び掛けた。インド出身で、静岡大大学院博士課程で学ぶアルナギリ・アラガルさん(25)は「日本の自動車産業に関心がある。地元企業の製造工程を学びたい」と熱心に聞き入った。  同プログラムは浜松経済同友会や浜松国際交流協会などが推進。インターンシップ実施前に異文化理解の講義を行うなど、留学生の受け入れに不慣れな各社をバックアップする。今秋以降も、来春のインターンシップ開催に向け同様の支援事業を展開予定。

静岡新聞社

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