セブン銀行と新生銀行は、日本に住む外国人労働者にマイカー購入資金などを無担保で融資するサービスを今春にも始める。安定した収入がある人を対象とし、他の銀行のように永住権を持っていることや、配偶者が日本人であるなどの条件は設けない。外国人労働者が増える中、埋もれていた需要を開拓する。
セブン銀が60%、新生銀が40%をそれぞれ出資し、1月下旬に外国人向け融資を手掛ける「クレドファイナンス」を設立した。
新会社は、新生銀傘下の信販会社アプラスが持つ貸し出し審査のノウハウを基に、セブン銀が海外送金サービスの利用実績などを参考に融資が可能かどうかを判断する。