東京五輪・パラリンピックでペルーのホストタウンを務める大玉村で二十日、食を通してペルーに理解を深める取り組みが始まった。第一弾は東京在住の一流シェフを招き、村民が本格的なペルー料理を堪能した。
村国内外交流協会と、おおたま村づくり株式会社が企画し、東京・南青山のペルー料理店「レストランALDO(アルド)」のオーナーシェフ・浦田アルドさんが協力した。
メニューは、黄色唐辛子ソースで煮込んだ鶏肉とご飯を一緒に食べる伝統料理「アヒ・デ・ガジーナ」や南米原産キヌアを使ったスープ、牛肉とタマネギの炒め物など五品。地元・あだたらの里直売会の野菜を使い、村内飲食店のシェフ三人が手伝った。野内文孝会長や押山利一村長ら村民四十人がペルー料理の奥深さを体感した。
第二弾は浦田さんからレシピを学んだ村内のシェフがペルー風の料理を各店で提供するなどして、多くの村民らがペルー文化に触れる機会を醸成する。
村は二〇一五(平成二十七)年に世界遺産で有名なペルー・マチュピチュ村と友好都市協定を結び交流を深めてる。
最終更新:1/21(火) 9:34
福島民報