台湾の総統選「自由で公平な選挙を」=アジア担当の米国防総省幹部

台湾の総統選「自由で公平な選挙を」=アジア担当の米国防総省幹部

1/8(水) 13:54配信

中央社フォーカス台湾

ワシントン中央社)米国防総省でインド太平洋の安全保障政策を担当するデービッド・へルビー第1副次官補は7日、ワシントンでシンポジウムに出席し、11日に迫る台湾の総統選について、自由で公平な選挙を期待するとの立場を示した。

へルビー氏は、米シンクタンク、ハドソン研究所が開いた安全保障面における日米の連携をテーマとしたシンポジウムに出席。中国による選挙介入に対し、台湾の選挙の公平性を守るため日米にどのような協力ができるかという質問に対し、地域における共通の利益や関心について日米間で意見を交わしていると説明。自由で公平な選挙が台湾で行われることへの期待を示した。

対中強硬路線の与党・民進党の蔡英文総統が再選し、中国から台湾への圧力が強まった場合の日米の対応については、特定の状況に対する内部計画の詳細は説明しかねるとしつつ、台湾海峡の平和と安定は日米の重要な戦略目標の1つだと述べた。

(江今葉/編集:楊千慧)

最終更新:1/8(水) 13:54
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