-
留学生に企業紹介 浜松いわた、しずおか焼津信金と静大が見学会
(2019/11/28 08:17)
-
浜松いわた、しずおか焼津の両信用金庫と静岡大は、留学生と静岡県内企業の交流促進に向け連携を強化した。26日から29日まで静岡県中西部で初の合同企業見学会を展開中。留学生に多彩な中小企業の魅力を伝えるとともに、企業に将来の外国人材獲得の機会を提供する。
これまで各信金は県中部と西部で個別に、同大留学生と企業の交流支援を進めてきた。今回の連携で静岡市と浜松市のキャンパスに通う双方の留学生が、県中西部の企業を訪問できるようにした。
26日に県西部6社を見学した東南アジア4カ国の1年生計26人は27日、浜松市中区で開いた発表会で、輸送機器分野など訪問企業の独自技術をグループごとに報告した。ベトナム出身のレー・ドゥック・ロンさん(22)=人文社会科学部=は「今後は大手企業にこだわらず、中小企業に入って新たな価値を生み出すという選択肢を考えていきたい」と語った。
見学を受け入れた浜松市内の機械メーカー役員は「留学生は将来性の高い人材。当然、正社員として採用を考えている」と話した。
28日は中部6社を訪問予定。両信金などは今後も同様の交流事業を継続する方針。
新着情報
INFORMATION