出入国在留管理庁は23日、2018年に日本で就職した外国人留学生は2万5942人で、過去最多となったと発表した。8年連続の増加で、労働現場での人手不足や留学生数の増加が要因とみられる。
国籍・地域別では中国が最多の1万886人。以下、ベトナム5244人、ネパール2934人、韓国1575人、台湾1065人と続く。アジアが全体の約9割を占めた。
職務別にみると、翻訳や通訳が約24%、販売営業が約13%、海外企業との交渉業務などが9%。月額給与は20万円以上25万円未満が約半数を占めた。
日本の大学や専門学校などを卒業した留学生が日本で働くためには、就労可能な在留資格に変更する必要がある。18年に変更した人は、過去最多だった前年より3523人増えた。(板橋洋佳)
朝日新聞社
最終更新:10/24(木) 1:31
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