『内山高志presents KNOCKOUT DYNAMITE賞金マッチトーナメント』
2019年10月19日(土)東京・後楽園ホール
【フォト】60kg契約ではマービンが右ストレートで1R劇的KO
本大会は元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏をアンバサダーに迎え、通常8ラウンド以上で戦うA級選手たちが賞金を懸け5ラウンド以内で、より早いKOを狙い争う賞金マッチトーナメント。
各階級の優勝賞金は50万円。各試合のKOにも賞金が設けられており、1R=50万円、2R=30万円、3R=15万円、4R=10万円、5R=5万円のKO賞が与えられる。
大会では56kg、60kg、65kgの3階級で6試合の準決勝が行われ、2試合が1RでのKO賞50万円、1試合が3RでのKO賞で15万円を獲得した。
各決勝は2020年1月12日(日)を予定している。
☆1R KO賞はこの2名
▼第9試合 65kg契約ウェイト5R
○デスティノ・ジャパン(35=ピューマ渡久地/日本SL級8位)
TKO 1R1分45秒 ※左フック→レフェリーストップ
●宮崎辰也(35=マナベ)
デスティノ(本名:ブラディミール・バエス)は04年アテネ五輪ドミニカ共和国ボクシング代表選手。プロでは同国でスーパーライト級王者を獲得。現在、都内のピューマ渡久地ジムに所属。日本スーパーライト級8位にランクイン。一方、宮崎は戦績9勝13敗ながら勝ち星全てがKO勝利の選手。
開始直後から激しい打ち合い。両者重いパンチを当てあう中、ニュートラルコーナーに詰めたデスティノが叩きつけるようなフックの連打で宮崎がゆっくりと座り込むようにダウン。
立ち上がった宮崎は再び打ち合いに挑むが、髪留めを飛ばされた宮崎はデスティノの左フックを浴び2度目のダウン。宮崎は続行のやる気を見せるもレフェリーはダメージを重く見たか即座にストップ。デスティノが1R KO賞50万円獲得した。
▼第4試合 賞金マッチ60kg契約ウェイト5R
○マービン・エスクエルド (24=フィリピン/OPBF東洋太平洋スパーフェザー級10位)
TKO 1R1分57秒 ※右ストレート→レフェリーストップ
●伊藤弘一(32=黒崎KANAO)
OPBF10位のエスクエルドは現在7連勝中で勢いに乗る。
1Rからマービンがラフな右フックを伊藤のボディ、顔面へ打ち込み、返しの左フックを何度もヒット。伊藤も右ストレートを返していくが、マービンの右ストレートを直撃され尻もちをつくようにダウン。
レフェリーはカウントを進めるが、ダメージが大きいとみるや途中でカウントを止め、マービンが勝利し、1R KO賞50万円獲得した。
※決勝進出者は以下の通り
・65kg契約
デスティノ・ジャパン(35=ピューマ渡久地/日本SL級8位)
トゴルドル・バットツォグト(20=モンゴル)
・60kg契約
マービン・エスクエルド (24=フィリピン/東洋SFe級10位)
高畑里望(40=ドリーム/日本SFe級11位)
・56kg契約
佐々木蓮(24=ピューマ渡久地/日本Fe級9位)
山内祐季(24=真正)※山内は3RでTKO勝利を収めKO賞15万円を手にした。
最終更新:10/20(日) 6:46
イーファイト