外国人材を技術者として採用する際の注意をクイズ形式でわかりやすくお伝えします。

Ｑ：技術の在留資格で転職はできるの？

○

A：在留資格に基づく職種の範囲内であれば、転職は自由です。ただし短期間のアルバイトなど臨時的一時的な仕事は原則として認められません。

Ｑ：技術者を派遣社員として受け入れることはできるの？

○

A：派遣社員として技術者を受け入れることは可能です。その場合は派遣先として、派遣元と協力して受け入れの採用条件や勤務内容の説明を入管に対して行うことが必要になります。

Ｑ：技術者として採用した外国人は家族を呼べるの？

○

A：技術者の家族を日本に呼ぶことは可能です。その場合には「家族滞在」としての在留資格を個別に申請する必要があり、技術者本人の所得証明や在職証明、納税証明などを提出することになります。

Ｑ：技術者として呼べる国は選べるの？

○

A：実習生やワーキングホリデーと違い、技術者を招へいする場合には二国間協定が必要ありませんので、条件に合致すれば国を選ばすに呼ぶことができます。

Ｑ：技術者には社会保険加入や有給取得の義務はあるの？

○

A：日本人従業員を同様に社会保険の加入義務はあり、また条件を満たせば有給休暇の取得を申請することができます。

Ｑ：技術者の就労資格は更新できるの？

○

A：同じ会社で同じ業務を継続する、またはそれと同様の環境・条件で仕事を続ける場合は、更新が認められる可能性が高いと思います。その場合には勤務先の在職証明や市役所の納税・課税証明書などの疎明資料が必要になります。